「作品と商品」「勉強と仕事」

(会社、仕事、patterner)

私の父はクリーニング屋でした。

そんな父から、こんな言葉を聞いた事がありました。

 

忙しくなってきたら、俺の仕事は「手抜き工事」だ・・・。

 

お客様から、お預かりしている大切な「服」に対して、なんて言う事を・・・。

そんな風に思うかもしれませんが(笑)それは、どう言う事か?

父が私に話してくれたのは・・・

例えば「Yシャツ」

いつも通りなら、シャツの裾の方までキレイにアイロンをピシッ!と、かけますが

忙しくなって時間に追われるようになって来ると、

裾の方は軽くサラッとアイロンをかけて済ませるそうです。

なぜなら着る時は、Yシャツの裾はズボンの中に入ってしまうので見えませんよね。

・・・確かにぃ。

お客様も着る時に気にするのは、裾の方よりもネクタイを締めた時の胸の辺りだと思います。

私も、それと同じような事やってます。

面倒な仕様の時は時間があれば、じっくり考えますが、

今日出し、明日出し・・・なんて時は、

「とりあえずこれでファースト見てみて・・・」デス。

「作品を作る」「勉強をする」

これには「完成する、終了する」それに見合った時間が準備されているはずです。

「間に合わない」のは、本人の管理不足です。(基本的には・・・)

 

「商品を作る」「仕事する」

これには「完成する、終了する」に見合った時間が準備されているとは限りません。

 

事実、私の所へ申し訳なさそうな顔をして・・・

「スイマセェ~ン・・・これ、今日出したいんデスケドォ~(作り笑顔)」

・・・言ってきます。(笑)

私に限らず、そんな経験を、仕事をしている以上は必ずあるはずです。

しかし、その度に「出来ない!出来ない!」と言っていては、

今度は自分の事を当てにしてもらえなくなりますね。

 

仮に時間に間に合わせたとしても、その「仕事」が自分の手元から離れて、

行ったった先で困るような事があってもいけません。

 

私の父でたとえるなら・・・

Yシャツの裾はピシッとアイロンが、かかっていても

一番目立つ胸の辺りに細かいシワがあると、お客様も恥ずかしい思いをしてしまいます。

与えられた条件のなかで

「任務を果たす、成果をあげる」のが仕事と言えるのかもしれません。

・・・「そんな事は家で考えろ!」と、上司に怒られている後輩を私は見た事があります。

確かにそうです。・・・会社は学校では、ありませんから。

先日「服の製図」は「お料理のレシピ」そんなブログを書きました。

 

限られた時間、与えられた条件の中で自分なりに「取捨選択」し、

任務を果たす、成果をあげる。

それがプロとして「商品を作る」「仕事をする」と、言う事だと思います。

 

 明日も全力。