イタイ女、1962年をトワるってみた件。

ずいぶんと涼しくなってまいりましたが。

ご無沙汰してオリマス・・・小松でゴザイマス。

皆さんいかがお過ごしでしょーかー?

さて・・・

あれは思いかえすこと、数か月前。

風かおる五月・・・。

 

友人、知人、親兄弟、親戚にむけて「マスク110枚」を縫い終えたある日。

ふと目に留まった、数年前に買ったこの本。

皆さんの中にも、お持ちの方がいらっしゃるかも?

見ていていて楽しいですよね!! 笑

・・・で、

私が一番好きなのは、この子!!

 

(とうとう本も壊れたわいっ!!)


んっ??・・・

ヤッテミチャウ???

 

そう思ったのが運の尽き・・・じゃの。

そっくり!!にしてやるっ!


そんなこんなで、しのぶさんの極秘プロジェクトがスタートォ~ッ!!!

・・・で、早速の「結果発表~!!!」 (浜ちゃんに言ってほしかった・・・小松デス 笑)

 

(この子の「真顔」は、こんな感じ・・・じっ???・・・たぶん。)


もっ、ぜーんぜんっ!・・・惨敗じゃの。

 

あっ、黒いシーチングでのトワルです。

(バックスタイル、お花は、志信オリジナル?)

 

もぉー、ホンッッッッットに!! むずかしーーーーっ!!!!!

(リアルに凹んで半泣きになってましたから。  ハハッ!)

敗北を喫する戦い(?)となってしまいましたが、

ワタスはこの子に感謝しかない!!

 

本当に、いろんな事をこの子から教わりました。

 

どーもありがとーーっ!!

 

私に勉強させる為に、この子に呼ばれたのかな!?

・・・なんて、思っています。 笑

「コロッケさん」ばりに、そっくりーっ!!・・・だったら、ブログも意気揚々~!!

まったくもって残念じゃ。

それなりにパニエ作ってワンピースのスカートをサーキュラーにすれば・・・出来んじゃねーのー!?

 

そんな甘っちょろいコトは、つーよーしませんからーっ!!!!!

(アンタでしょ)

しぇば、ちと「オハナシ」をば。

(今日はめずらしくお話が、なごーなります)

まず、この子の特徴。

 

とにもかくにも、この大きく広がる裾回り。

パニエは必須アイテムですね。(コイツが曲者)

 

 

そして、🎉クラッカーを「パァ~ンッ!」・・・

みたいな勢いのある放射状に広がるフレアー

 

フレアーの大きさに違いがありますが、

撮影の時に躍動感が出るように作っているんだと思います。(たぶん)

 

そして…そして… 身頃に鎮座する大きな花

トワルを組んでいる途中で気が付きました。

この子は、ただのデザインポイントだけではない。

このドレスには、なくてはならない大きな役割を持っていました。

 


パニエ


好きな理由として、この「ドテッ!」「モタッ!」・・・とした感じが、とても良い(ヨイ)。笑

「ブス可愛い~!」(最上級の褒め言葉)

おパニエは学生の時に「キャッ、キャッ!」言いながら・・・2回だけ作った経験あり。

チュールを・・・グチャグチャッ!・・・膨らんだ!膨らんだぁ~っ!!

そんな感じっす。(はずかしながら)

 

なので・・・

なんとなくで最初の2、3回は、まさにテキトーにパニエを作りスカートを組んでみるも・・・

ぜんっ、ぜんっ! ダメ!!(当たり前じゃの)

 

そして覚悟を決める。

自分なりに納得できるパニエにしないとスカートパターンへは進めない。

 

でも「目指すイメージ」は出来ておりました。

シルエットは丸いテーブルに

テーブルクロスをかけた感じ・・・

そこから裾を広げる。

 

フレアーは「アポロチョコ」


イタイ思いをしないと分からない「イタイ女」

捨てるためにチュールを20mほど買ったところで、やっと分かり始めるーーーー。(・・・)

おっ!!

ちと近づいてマイリマシタゾ!

(これ5回目ぐらい??)

 

・・・がっ!

 この感じを「パニエ」と「スカート」で表現しないとダメーーーッ。

 

やっぱし「チュール」ではなく

「鳥かご」タイプ!?

そんな気は薄々していたが・・・。

(じゃあ最初っから、そぉーせぇーよっ!)

 


そしてイタイ女は、ある結論にたどり着く。

 

一つのパニエで「腰回りを膨らませる事」と「裾を広げる事」は力学的に無理。

(だと思う)

エェ~ッ!?・・・

この子のは「おでん」タイプ?


天を仰ぎ考えてみるも・・・

「んっ? 腰回り? きっとこんな感じっ??? むずかしーわぁ~・・・」

難しいのは当たり前デス!

だって・・・

絵がないんだもんっ!!

しかしながら、何故か珍しく冴えていた志信さん。

「こう言うのって歴史的なモノが関わっていたりするのよね・・・」

外出自粛が叫ばれる中、サクッ!と2時間ほどで

おフランスまで行き、皆のファッションリーダー「マリーさん」にお話をば、伺ってマイリマシタ。

 

・・・そして得た「有力情報」


あったーーっ!!!

そして、この形状を参考に出来た「おでん」タイプ。

 この子のおパニエは「お帽子付き」デス! 笑


でもこれは在りし日の「お帽子付き おパニエ」

(お帽子パニエ・・・なんっっっっっっ回も、やり直しマシタゾッ!! 汗)

 

今現在、「お帽子パニエ」はドレスの見せ方に合わせて

志信さんから「力業(ちからわざ)による修正」を受け、

未だ持ってドレスの下で重篤な状態が続いてオリマス・・・ス・・・ス。

スカート

・・・やっとスカートのオハナシ。

 

なんと言っても「パァ~ンッ!!🎉」と、元気の良いフレアーがポイント!

 

ドレスの印象=スカートの印象

 

そして、またまたコイツにも泣かされる志信さん。

「放射状にフレアー」苦戦を強いられマシター。

 

「いつも通りにフレアーを作って向きを変えれば良い」は、通用しない。

・・・と、言うより ゆーことなんぞ聞いてもくれぬわっ!

前に書いたブログ「ホネ12本傘Xイタイ女A」

この時の作り方とは、ちと違う~。

・・・とだけ、お伝えしてオキマス。(イヒッ!)

今回のトワル(苦戦中)。


コイツとコイツの違いが分かるのはワタシだけ!?

分かりづらくて、ゴメンナサイ。

「分かりづらい」つながりで・・・

たぶんこの子、前スカートだけ生地が違う。(?)

同じ本をお持ちの方、どう思われます?

モノクロ写真なので非常に分かりづらいですが

後から回り込んでいる(たぶん)脇と、前とでは色が違うように見えますが・・・どうでしょう?

そして・・・

「後から回り込んでいる脇(たぶん)」

 

マリーさんの頃のドレスを真似ておるな。(?)

 

そう、こんな感じ。


ふぅ~~ん。

・・・で、

 

「パァ~ンッ!!🎉」 元気の良いフレアー

 

前スカートだけ生地違い。(たぶん)

確かに張りのある生地だとは思いますが、

それだけではないって思っています・・・ワタシは。(フフッ)

 

フレアー分量も多い。

でもこの子は、まだ分量を隠し持っているはず。(そー睨んでオリマス。)

 

全体の分量を少し減らし、フレアーに強弱を付けて

この表情を作っているんだと思います。

 

一応、そこまでは分析はしたつもりですが。

フレアーを作るポイントと、その位置での分量が読みきれない。

 

精一杯の「顔マネ」をするも、このありさま。

一応、お写真の子と同じポーズは取れるので

パターンの形状としては合っているとは、オ・モ・イ・マ・ス。

それにしても・・・似ても似つかぬわいっ!! (くっそぉ~~~っ)

 

「前スカート」

実は「黒シーチング 前スカート」 この子は三代目。

(生成シーチングでも数回やっておる)

 

こっちの分量をそっちへ持って行き・・・

そっちの分量をあちらへ持って行き・・・じゃの。

 

こーして見ると後から回り込んでいる「脇」も、いかがなモノか?

(ぜんっぜんっ!クラッカーじゃねーしっ!)

 

シーチングに創意工夫(?)を凝らしてみるも、これまでか???

もしくは「能力」不足か???

 

つかぬ事を、お伺いシマスガ。

「能力」と言うモノは、コンビニでは売ってイナイノデスカ??

(近所の「セブンイレブン」にはなかった・・・「ファミマ」か「ローソン」??)

(・・・ ・・・ ・・・。)

やはり敗北の大きな要因は、未だ全貌が明らかになっておらぬ「おパニエ」かの?

 

どーせ「おパニエ」も似ても似つかぬモノじゃろ。

(凹むわー・・・マジでー)

そして・・・そして・・・ウエスト切り替え位置

1.0cm上げれば幼くなり、1.0cm下げれば大人っぽくなり。(どないやねん)

見事なまでの絶妙~な、バランス位置。

またまた、そして・・・

実はこの写真には魔法がかかっている。

見るたびにスカート丈が、長くなったり短くなったり。

(どーゆーこっちゃ)


オマケのそしての・・・スカート裾上がり線

ボディーに着せて床上がりを測ればよい・・・では、済まないー。

 

いやっ、ホント! マジでムズイ。

ドレス作りを生業としている人は楽勝~!  なのかな!?・・・って思うけど。 どーなんだろう。

(これ書きながら口を半開きにして、またジィ~っと写真みてるし 笑)

そんなこんなで、たどり着いたトワルがコチラ。

(黒い方には全面芯)


みんさぁ~~んっ!!  よーーーく見てくださーいっ!!

「黒シーチング 前スカート」デザインが変わってオリマスゾー!! 笑

 

バァ~レェタァカァ~~~ッ! (じぃーぶんでバラしてるんでしょーが。

実は「黒シーチング」で組み立てた後・・・

 

「なんとゆー事だぁーーーーーーっ!!!」

 

己の判断ミスに気づき、急遽(何に対してだ?)

前スカートを今の状態に変更シマシタ。(そこからさらにもう一回やり直す。)

大きな花

ドーンと鎮座している「大きな花」


確かに! このドレスの正に大きなポイントとなっておりますが。

この子には、ここに居てもらわないと困る理由があるのです。

 

これだけ大きなスカート。

 

たかが知れた大きさの「お花」では・・・

まぁーっ!それはそれは貧祖な上半身になってしまうのですよ。

 

もしこの「お花」がなかったら、私と同じ「チーム 下半身デブ」の仲間入り~! 笑

 

なるほどねー。

 

実はこの花(写真)だけは、ワタシ的には・・・微妙~。

 

「もっと可愛いのに、しよーっ!!」

 

お花だけは自分の好きな感じに作りたいと思っていたが。

このドレスに似合って、デカくて可愛い・・・は、ない。(と、結論づく)

 

結果。

微妙と思うモノに微妙に似ているよーな、似ていないよーな・・・

「微妙なデカい花」と相成った訳でゴザイマス。

 

大きさは見た目で直径23cmを目指しました。

付け位置としては「みぞおち」の所。

                     おわり

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

思い付きで始めたトワル作り。

ある意味大きな収穫があった、価値のある経験となりました。

途中・・・

「芸術は爆発だ!」

岡本太郎氏のようにもなりましたが。笑

目指したモノとは、程遠い結果となりましたが

パタンナーとして「出来るようになった事」「気づかされた事」が

あまりにも多く、本当に試みて良かったと思える自分への挑戦になったと思います。

 

先にも述べましたが、本当に私はこの子に呼ばれたんだと思っています。笑

只今「お帽子パニエ」「前スカート」に、リベンジしようか、どうしようか? 検討中~。笑

今日は私の「481円/m シーチングトワル」を見てくださってありがとうございました。

 

「イタイ女、トワルに25,000円使ってみた件」 デシタ!! 笑

(コンビニで「能力」を買った方が安くついたの・・・。)

 明日も全力。


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コメント: 2
  • #1

    山本文佳 (月曜日, 05 10月 2020 13:31)

    志信さんのプロフェッショナル魂には大変頭が下がります。常に好奇心と行動力を持って物作りを続けていく人がどんどん減ってゆく世の中で 志信さんのようにチャレンジをポジティブに続けていく人達は本当に貴重な存在だと思います。そうゆうクリエイティブな人たちが文化を作り続けているのだと思います。物造りの業界に長く生きてゆくと妥協しなければならない事がたくさんあります、そのなかで 残念ながらたくさんの人達が好奇心と創造性を失ってしまいます、こうやって志信さんが好奇心を持って続けていてくれる事に感動させられます。クリエイティブ魂ですよ、志信さん。

  • #2

    #1 山本文佳さんへ・・・#2小松志信さんより (土曜日, 10 10月 2020 01:05)

    すんばらしいメッセージありがとう!!
    あなたが南半球(オーストラリア)へ行って20年以上経ちましたね。

    いつまで経っても、一番遠いところにいるあなたが、私にとっては一番近い存在です。
    「クリエイティブ魂」・・・「土佐のハチキン女」同志、いつまでも持ち続けて・・・行くぜよ! 笑