「継続」に必要なコト。

(会社、仕事、Patterner)

まじめに学校へ行って、予定通り卒業しても「就職」するのが難しい。

今は、そんな時代ですね。

威張って言える事ではないが、もし私が今の時代の「新卒」だったら就職できる自信はない。

なので、今の「新人さん達」優秀に見えます。

自分の希望とする会社に入社できたら、これほど幸せなことはないですが、

なかなか、そうも行かない。

・・・ならば、まず働ける所で仕事を覚える。

それを優先すべき・・・と、思ってました。

でも、どうやらそれは違う?みたいでした。

私より先輩でもあり、お世話にもなっている方と、そんなお話をしていた時の事です。

 

私「ミセスブランドだろうが、なんだろうが、パタンナーとして覚える事は一緒なんだから

  まず、そこで仕事覚えてから移動すれば良いのに・・・」

 

先輩「こまっちゃんの言ってる事は正しいんだけど、それだと情熱が続かない・・・」

あっ!・・・そうかぁ・・・。

「継続は力なり」

「力」にするには「継続」することが必要。

「継続」させるためには「情熱」が必要。

情熱を持ち続ける。

それには、ずっと好きでいられる気持ちが必要かもしれませんね。

新人さんなら、なおさらです。

入社早々、ジャケットの絵型を渡されるはずがない。

まずは、上司、先輩のお手伝いからでしょう。

今は、ほとんどCADが主流なのでコピーカットや裏地のトレースではなく

サンプルチェックやトワル縫い・・・かな!?

新型を渡されたとしても、スカートぐらいから始めると思いますが、

免疫力の少ない新人さんにとって、トワルチェックで色々と注文(修正)を受ける事も

緊張もするし、意外とショックだったりもします。

そんな暮らしの中で「明日も、元気に会社行こう!」と、思ってもらうには、

「私の好きなブランド」

最初ぐらいは、せめてそれぐらいの気持ちは持っていた方が良いんだなと思いました。

二十数年前の話になりますが、私が帰省した時の事です。

私は、もうすでに自活して家賃も自分で払っていました。

4歳年下の妹は、その頃ちょうど高卒で就職をして親と一緒に暮らしていました。

父が妹の洋服タンスをあけて・・・あーでもない、こーでもない、と、

笑いながら、私から見れば有り余るほどの、妹の服や雑貨の説明をしてくれました。

妹がいない時に・・・(笑)

 

人様から見れば気難しい父でしたが、「お給料が全部お小遣い」みたいな

妹のそんな暮らしぶりを叱る様子は全然ありませんでした。

 

その時、父が私に言ったのは(妹が働き出して、まだ間もないと言うこともありましたが)

「あれ(妹)に今、あれするな、これするなと言うと、働く楽しみがなくなる。

 今度、給料もらったら「また、あれ買おう」と思うと、また働く楽しみができる・・・」

そんな話をしてくれました。

「買い物」が、その時の妹の「働く意欲」を引っ張ってくれたんだと思います。

出来る事が少なく、活躍するチャンスも少ない新人にとって

「自分の好きなブランドで働けた」と言う事が、

その子の「働く意欲」を引っ張り、その子が「情熱」を持ち続ける為の

大切な要因なんだと気付きました。

「好き」と言う気持ちを粗末にしてはいけませんね。

 

 明日も全力。