好きこそものの上手なれ

(「お暮らし」)

・・・そんな経験を私は一度している。

 

小・中・高 と、一貫して

「勉強」と言うものが残念なぐらいに・・・好きじゃないし・・・デキナイ。

そんな私が唯一「数学」だけは好きでした。・・・と、言うより好きになりました。

どんぐりの背比べのような成績表で「数学」だけは光ってましたねぇ~。

「数学」が好きになれて成績も上がったのは中3の時の数学の先生のおかげです。

バレー部の顧問もしていました。

私が入っていたバスケ部顧問の先生は「陽気なオッちゃん」でしたが

その先生はお世辞にも「陽気」な感じではなかったです。

「学校で一番怖い先生」私の印象はそんな感じでしたね。

年齢はたぶんあの頃で50代。

中3の数学は、その先生、と決まっていたので・・・。

気分は・・・「あぁ~あ!」

授業中はきっと「水を打ったような静けさ」なんだろうなぁ・・・。そう思ってました。

ところが、いざ授業が始まってみると・・・以外や以外。
因数分解、二次方程式、面積を求める・・・などなど、

授業開始15分ぐらいで基本的な事を説明すると・・・

「好きな友達同士2~3人のグループになりなさぁ~い!」と言ったのです。???

班グループも関係なく本当に仲の良い友達同士、机をくっつけていいと言う事でした。

 

私の「仲良しグループ」は・・・

女子バスケ部のキャプテンをやっていた友人

メガネをかけてヒョロ~と背が高く頭も良い・・・でもイジリがいのある男子 この三人。

 

グループができると先生から問題が2~3問書かれたB5サイズのプリントが渡され

「仲良しグループ」で、その問題を相談しながら一緒に解き

出来たら一緒に前にいる先生の所へ持って行く・・・これが授業スタイル。

・・・結果。

授業中は三人の「トリオ漫才」のようになってしまいました。(笑)

おなかが痛くなるほど笑った事もありましたね。

でも漫才のネタは「数学」

「あぁ~じゃない!こぉ~じゃない!」 「イヤッ!先生は、そう言わなかった!!」・・・

出来たら三人で一緒にプリントを先生の所へ持って行く。

間違ってたら、そこで一緒に先生の説明を聞く。

「プリントの問題全て正解」で次のプリントに進める。

 

「メガネくん」の一言がきっかけで間違おうもんなら・・・

「バスケ部女子2名」からの総攻撃!!「ほぉ~らぁ~~!!」(笑)

私は数学の時間が好きになり、数学そのものも面白くなり成績も少しづつあがり・・・

一度、その先生にほめられた事がありました。

「彼女はホントに力がついてきたよね!」

先生にほめられるなんて、あの時は自分でもビックリしました。この勉強嫌いがね!(笑)

学校で一番、気難しいと思っていた先生の顔。

卒業する時は、とても やさしい、ほがらかな顔に見えました。

その印象は今でも変わりません。

 

嫌いな事 苦手な事、誰にでもあると思います。

見方を変えるだけで、捉え方を変えるだけで、物事の印象は変わるもの・・・ですね。 

好きこそものの上手なれ

私のあまりパッとしない成績表に

数学の時間が好きになれた事で「一輪の花」を咲かせる事ができました。

 

どんな事でも上手になるためには努力が必要です。

でも、もしかしたら・・・

「いつまでも好きでいられる気持ち」が一番必要かもしれませんね。

 

 明日も全力。